GROWING MILLET TOGETHER

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雑穀栽培の大切さ

あわ、ひえ、きびといった雑穀は、栄養価が高く、干ばつや寒さ、やせた土壌といった困難な環境でも育ち、種類によっては何十年にもわたって種の保存が可能です。2023年には国連食糧農業機関(FAO)が、世界各地の地域が気候変動に対応していく上で重要な作物であるとして、「世界雑穀年」と定め、世界的に推進しました。

しかし、雑穀を栽培する人は世界中で減っています。雑穀栽培の復活と、代々受け継がれてきた種を守ろうとがんばっている地域の人たちを応援するため、このプロジェクトGrowing Millet Together! (一緒に雑穀を作ろう!)が立ち上がりました。 ジンバブエ、ケニア、インド(ヒマラヤ)、カナダ、および日本の岩手県と宮崎県で雑穀を育てている人たちが、1年間、それぞれの地域で育てられている雑穀や、栽培方法など、様々な知恵や活動を共有しました。
この取り組みは、国を超えて一緒に雑穀を育て、対話することで、それぞれの地域が雑穀栽培を広げていくこと、気候変動に適応していく力を強めていくことを目指しています。

循環的な栽培

準備と土づくり

種まき

育てる

収穫する

脱穀する

食べる

コンポスト・土へ還していく

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プロジェクト・メンバー